久しぶりに勉強会(?)的なセミナーに出席してきました。
ある友人に誘われたってのもあるんですが。
togetter.com
私はイベント終了後に別件で用事があったので懇親会には出席できなかったが、上記のまとめを見てると友人が景品ゲットしててワロタ・・・。
で、イベントの本編では倉下さんが色々とメモの活用方法についてを語っていただけました。
- 情報の統合はすべてEvernoteにしている。
- 「メモ」はEvernoteのINBOXに放り込み、習慣的にそれを分類している。
習慣化するためには、まずは自分のスケジュールに処理する時間を予定として書き込むのが良いのではないか。
- 「メモ」の分類。その中でも使えるものは「ノート」として体系的にまとめる。
- メモは道具。ちゃんと使いこなすには、装備品として「装備」することが大事。
どの程度、習慣的にメモのINBOX処理に時間をかけているのか、質問したかったけど時間がなかった。
でも、メモを使った思考のサイクルができている人の様子が垣間見えて、とても参考になった。
「仕事用と業務用の情報を混在してメモは処理する方が良い」
このアドバイスは効率を考えると正しいんだけど、多くの現代のサラリーマンが直面する問題の解決にはならない。確かに、アイデアの種はプライベートとオフィシャル(仕事)に横たわって存在しているのは実感としてもある。
ところが、現代では業務情報というものを個人の利用する情報サービス上に保存することが許されない(IT統制)。もしそれをやって情報流出が起きたものなら、どうなるやら・・・。
- 業務上の資料などは会社で決まっているシステムを利用。
- 自分のアイデアメモはプライベートなツールへ。
それしかないんだけど、なかなかにメモからアイデアを育てるサイクルは上手く行かないもので。
ま、逆を言えば・・・殆どの会社組織はIT統制などによって社員の能力をITシステムを利用して伸ばす機会を奪ってるんだけどね。
そこは自分もイライラするし、それでいてITシステムの運用をする仕事が最近は任されてしまい、守らせる立場になりつつあって、翼は縮んでいくばかりというか・・・(愚痴)。
個人ごとにメモの活用術というのは、そのツールや扱う情報の種類、その人のワークスタイルや環境によっても変わるので「答え」は無いけど、このセミナーを機会に自分のメモから情報集約の方法を見直したくなりました。
Evernoteは基本Web版で利用なんだなぁ・・・。
Windows版クライアントアプリが大量ノートの取扱いに絶望的に処理が重くなって解決する気配がなくて絶望してOnenoteに移行した自分だが、やはり「メモ」の扱いはEvenoteが合ってると思う。だが、「ノート」としてはOnenoteの方に軍配があがる。
Onenoteがメモの処理もしやすくなったら良いけど、その希望が薄いならEvernoteと併用とかそういうことも考えていく必要があるのかもしれない。
以上、思考実験と記録。