昨夜・・・日本時間の2015/04/09 0:30頃から、DJI社より新製品の発表がありました。
発表されたのは最も有名な空撮向けマルチコプターPhantomシリーズの新型「Phantom3」でした。
日本の代理店も予約を開始しているところもあるようなのですが、まだ日本国内の発売日は未定。
しかしスペックはかなり期待できるものになりそうです。
基本的には、Phantom2 Vision+の後継機というのが正しい認識の様子。
カメラ搭載型のモデルです。
だから、とりあえずPhantom3を買って、操縦の練習さえすれば空撮が実現する・・・というものです。(操縦の練習は経験者についてもらい、広い安全な場所で行ってください)
Phantom2とかDJI製品をご存知の方向けの説明となると、以下のとおり。
- カメラは4K対応(Professional)とフルHD対応(Advanced)の2モデル。
- プロポや画像伝送はInspire1で採用されたものを転用(若干の機能削除が行われてる様子?)になっている。(2.4GHz帯を利用)
- 本体下部に地面を検出するセンサーを装備。これもInspire1の装備を転用しているものと思われる。GPSの届かない室内などでの飛行安定性に寄与する。
- バッテリーが4セルに変更になった。Phantom2と互換性がない。
- カメラはInspire1のものに近い画質。レンズの歪みも少ない。視野角はおそらく狭くなっている。(90度前後ではないか?という話)
- YouTubeの生中継に対応してる様子。
- SDKが公開される。(外部からコントロールしたり、フォローミー機能を実装したりできそう)
欲しいぞ!
なんと言っても、個人的にはカメラ性能が注目。
発表の中でPhantom3で夜景を撮ってる姿がありましたが、これがノイズも殆ど無く綺麗なんです。Inspire1のカメラが、かなり夜景に強くなっているのを見せてもらっており、その画質に迫るものがありました。
私は夜景撮影をしたいのですが、今使用しているGoPro3+ではノイズがかなり載ってしまうし、Vision+も夜景は弱いというのを各所から聞いています。Inspire1の静止画とビデオ映像を見た時はびっくりしましたからね・・・
価格もほぼ据え置きで機能アップ。
問題は、バッテリーが従来の3セル仕様から4セル仕様になってバッテリーの電圧が上がったわけでして。従来のバッテリーでは電圧不足で、たぶん使えない。もし使えるようになっても、飛行時間が短かったり推力が少なくなったりの弊害が起きるのは間違いない。
従来Phantom2ユーザーは、Phantom3を使うにあたってバッテリーは全て買い換える必要があると考えなければいけない。バッテリーは3本くらい欲しいからなぁ・・・25万円コースは固い。 orz
↓ はDJI公式じゃないので、DJI公式から買うことを推奨。
セキドで予約は開始していますね。(個人的には対応がイマイチな話をたくさん聞いているので、技術力のしっかりした代理店から買うことをオススメしますけど・・・)
どれくらいの値段になるか?
現在のPhantom2で空撮している体制からすると、これくらいは揃えないとダメだろなぁ・・・って思います。本体以外は順次買い揃えていったら良いと思います。
- Phantom3本体:約180,000円
- 予備バッテリー2個:約40,000円
- iPad mini:40000円程度
- ペラガード:約2500円
- ハードケース:15000円~20000円程度
- ソフトケース:約10000円程度?
- 予備のペラ:4000円以上(最低2セット~)
などなど?
Inspire1を使用していた方の情報だと、モニターに使用できるアプリが動くのは、AndroidかiOS。遅延が遅いのはiOSだったという話を聞いています。iPadを使用するのがオススメ。
もちろんiPhoneでも使えますが、静止画の設定をフライトしながら設定したりできるので、画面が大きいほうが操作が簡単。画面が大きくないと集中力を割かれて操縦に集中できなくなるので、その点も考慮するとタブレットタイプ推奨です。
フルセットで30万弱くらいは使うよなぁ・・・( ꒪⌓꒪)
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