工場夜景のブームが来てしばらく経つ。もう既に定着した感はあるし、あまり空撮してる事例が少なそうだったので、空撮してみた。
堺・泉北工場地帯
広いエリアなんですが、海辺に出られる場所が少なく、時間帯もあって撮影できたのは2箇所程度でした。
海の方に出られる場所をもっと見つけられたら、もっと面白い写真を撮れたと思うので、もっと撮りに行きたい場所です。
名古屋港
伊勢湾岸道から見える夜景エリア。
この日は風も強かったので、海を渡って対岸を撮るようなことはあまりできなかった。
姫路工場地帯(網干)
網干なぎさ公園から撮影。
翌日が仕事で時間がなくて1箇所しか撮影はできてないが、空撮映えしそうな工場夜景のエリアと感じている。海側へ出られる場所が他にもありそうなので、空撮できそうなところはもっとありそう。
川崎工場地帯
日本最大級と言われる工場夜景エリア。
空港が近いので、東側は空撮不可。
意外と海側へ出られる道が少なかったが、非常に満足行く絵が撮れた。
夜景空撮におけるマイルール
せっかくなので、個人的に工場夜景を撮影する上でのマイルールを公開しておきたい。
厳密に法制度に則ってるかは微妙なところもあるだろうが、安全などに配慮した上での自主規制と言えるだろうか。これは空撮一般の基準とも言える。
許可を得てない敷地の上は飛行しない。
工場夜景の場合は、海沿いの場所から海上へ機体を離陸させて、海上から撮影する。
工場夜景は水上から撮るのが基本姿勢。
水上に出るために離陸ポイントから工場の建物などを飛び越える必要がある場所は、基本NG。機体トラブルで着陸する場所は、常に意識する。
道路しかない場合は、その場からの上昇下降だけで撮影することも稀にあるが、滅多にない。交通量が皆無とかヒトが通らないというのが条件。(離着陸ポイントの周囲半径数メートルに関係者以外が立ち入らないことが必須)
飛行禁止エリアの確認
航空法との兼ね合い。
- 空港の半径1km以内でのフライトは禁止。
- 段階的に飛行許可されている高度が存在するが、最大でも地表から200mの高度が限界となることを注意する。
DJIの2015年に販売開始されている機種については、空港周辺などは飛行できないようにフライト禁止エリアがファームウェアレベルで組み込まれている。
その他
とりあえず空撮をするからには、危険と判断したら自ら墜落させることも選択肢にしなければいけない。その判断ができないなら、空撮はしてはいけないと思ってる。
夜景の空撮も今後は難しくなると言われている。
アマチュア空撮愛好家としては、本当に幅が狭まっていく現状は息苦しくもあります。
上手く付き合っていくしかないんですけどね。
撮影の依頼や、撮影のお誘いなどありましたら、気楽に。
DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P
- 出版社/メーカー: DJI
- 発売日: 2015/05/13
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