捨てられないアレら

ミームは残しておくよ

工場夜景を色々と空撮してきた

工場夜景のブームが来てしばらく経つ。もう既に定着した感はあるし、あまり空撮してる事例が少なそうだったので、空撮してみた。

堺・泉北工場地帯

広いエリアなんですが、海辺に出られる場所が少なく、時間帯もあって撮影できたのは2箇所程度でした。
海の方に出られる場所をもっと見つけられたら、もっと面白い写真を撮れたと思うので、もっと撮りに行きたい場所です。

新日本石油精製の夜景空撮2 www.flickr.com

名古屋港

伊勢湾岸道から見える夜景エリア。
この日は風も強かったので、海を渡って対岸を撮るようなことはあまりできなかった。

名港潮見インターの工場夜景空撮 No.05 www.flickr.com

姫路工場地帯(網干

網干なぎさ公園から撮影。
翌日が仕事で時間がなくて1箇所しか撮影はできてないが、空撮映えしそうな工場夜景のエリアと感じている。海側へ出られる場所が他にもありそうなので、空撮できそうなところはもっとありそう。

網干なぎさ公園の上空から観た工場夜景3 www.flickr.com

川崎工場地帯

日本最大級と言われる工場夜景エリア。
空港が近いので、東側は空撮不可。
意外と海側へ出られる道が少なかったが、非常に満足行く絵が撮れた。

川崎 工場夜景-1 www.flickr.com

 

夜景空撮におけるマイルール

せっかくなので、個人的に工場夜景を撮影する上でのマイルールを公開しておきたい。

厳密に法制度に則ってるかは微妙なところもあるだろうが、安全などに配慮した上での自主規制と言えるだろうか。これは空撮一般の基準とも言える。

 許可を得てない敷地の上は飛行しない。

工場夜景の場合は、海沿いの場所から海上へ機体を離陸させて、海上から撮影する
工場夜景は水上から撮るのが基本姿勢。

水上に出るために離陸ポイントから工場の建物などを飛び越える必要がある場所は、基本NG。機体トラブルで着陸する場所は、常に意識する。

道路しかない場合は、その場からの上昇下降だけで撮影することも稀にあるが、滅多にない。交通量が皆無とかヒトが通らないというのが条件。(離着陸ポイントの周囲半径数メートルに関係者以外が立ち入らないことが必須)

飛行禁止エリアの確認

航空法との兼ね合い。

  • 空港の半径1km以内でのフライトは禁止。
  • 段階的に飛行許可されている高度が存在するが、最大でも地表から200mの高度が限界となることを注意する。

 DJIの2015年に販売開始されている機種については、空港周辺などは飛行できないようにフライト禁止エリアがファームウェアレベルで組み込まれている。

 その他

とりあえず空撮をするからには、危険と判断したら自ら墜落させることも選択肢にしなければいけない。その判断ができないなら、空撮はしてはいけないと思ってる。

夜景の空撮も今後は難しくなると言われている。
アマチュア空撮愛好家としては、本当に幅が狭まっていく現状は息苦しくもあります。

上手く付き合っていくしかないんですけどね。

撮影の依頼や、撮影のお誘いなどありましたら、気楽に。

 

将軍塚青龍殿の紅葉ライトアップと京都市内の夜景 www.flickr.com

 

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

 

 

 

DJI PHANTOM3専用バッテリー

DJI PHANTOM3専用バッテリー

 

 

 

 

 

『アイデアの種が育つメモ活用術』に参加してきたよ

久しぶりに勉強会(?)的なセミナーに出席してきました。
ある友人に誘われたってのもあるんですが。

togetter.com

私はイベント終了後に別件で用事があったので懇親会には出席できなかったが、上記のまとめを見てると友人が景品ゲットしててワロタ・・・。

で、イベントの本編では倉下さんが色々とメモの活用方法についてを語っていただけました。

  • 情報の統合はすべてEvernoteにしている。
  • 「メモ」はEvernoteのINBOXに放り込み、習慣的にそれを分類している。
    習慣化するためには、まずは自分のスケジュールに処理する時間を予定として書き込むのが良いのではないか。
  • 「メモ」の分類。その中でも使えるものは「ノート」として体系的にまとめる。
  • メモは道具。ちゃんと使いこなすには、装備品として「装備」することが大事。

どの程度、習慣的にメモのINBOX処理に時間をかけているのか、質問したかったけど時間がなかった。

でも、メモを使った思考のサイクルができている人の様子が垣間見えて、とても参考になった。

「仕事用と業務用の情報を混在してメモは処理する方が良い」

このアドバイスは効率を考えると正しいんだけど、多くの現代のサラリーマンが直面する問題の解決にはならない。確かに、アイデアの種はプライベートとオフィシャル(仕事)に横たわって存在しているのは実感としてもある。
ところが、現代では業務情報というものを個人の利用する情報サービス上に保存することが許されない(IT統制)。もしそれをやって情報流出が起きたものなら、どうなるやら・・・。

  • 業務上の資料などは会社で決まっているシステムを利用。
  • 自分のアイデアメモはプライベートなツールへ。

それしかないんだけど、なかなかにメモからアイデアを育てるサイクルは上手く行かないもので。

ま、逆を言えば・・・殆どの会社組織はIT統制などによって社員の能力をITシステムを利用して伸ばす機会を奪ってるんだけどね。
そこは自分もイライラするし、それでいてITシステムの運用をする仕事が最近は任されてしまい、守らせる立場になりつつあって、翼は縮んでいくばかりというか・・・(愚痴)。

個人ごとにメモの活用術というのは、そのツールや扱う情報の種類、その人のワークスタイルや環境によっても変わるので「答え」は無いけど、このセミナーを機会に自分のメモから情報集約の方法を見直したくなりました。

Evernoteは基本Web版で利用なんだなぁ・・・。
Windows版クライアントアプリが大量ノートの取扱いに絶望的に処理が重くなって解決する気配がなくて絶望してOnenoteに移行した自分だが、やはり「メモ」の扱いはEvenoteが合ってると思う。だが、「ノート」としてはOnenoteの方に軍配があがる。

Onenoteがメモの処理もしやすくなったら良いけど、その希望が薄いならEvernoteと併用とかそういうことも考えていく必要があるのかもしれない。

 

以上、思考実験と記録。

サファイア・プリンセスを空撮@神戸港

神戸港に大型客船が停泊中で、夜に出港する&天候が良いということで、出航前のサファイア・プリンセスを撮影に行きました。
サファイアプリンセスについては以下の記事かな?

www.kobe-np.co.jp

時間帯もあるようだが、トワイライトタイムの頃は結構電波状態が悪く、サファイアプリンセスの前方側は映像が途切れがちで撮影は厳しかった。

夜になると少し改善されたので、サファイアプリンセスの前方からの空撮も挑戦できました。

メリケンパークとサファイア・プリンセスwww.flickr.com

六甲山の碇型の電飾もしっかり写ってました。

メリケンパークとサファイア・プリンセス www.flickr.com

今回の撮影もすべてPhantom3 Professionalです。
十分に安定したフライトでした。

神戸の夜景は相変わらず美しい。

今度は「摩天楼」って雰囲気の空撮らしい写真とか撮ってみたいですね・・・。

面白そうな空撮に映えそうな場所ありましたら教えて下さい。

 

 

 

ひとりで歩く神戸本

ひとりで歩く神戸本

 

 

名港潮見インターチェンジの夜景空撮

シルバーウィークを暇してると関東方面の知人から
伊勢湾岸道から見える夜景の綺麗なエリアを撮りに行くけどどう?」
なんて誘われたもんで、愛知県方面まで足を伸ばす。

名港潮見インターチェンジの周辺は、伊勢湾岸道を暗い時間帯に走っていると夜景の奇麗な所ということで印象に残るところらしい。(実は伊勢湾岸道を夜景の見える時間帯に走った経験が無くて知らなかった私です・・・)

名港潮見インターの近くに釣り客の集まる堤防があり、その辺から夜景を撮れるということを地元の空撮仲間より教えてもらい、色々と案内してもらいながら空撮をすることができました。

名港潮見インターの工場夜景空撮 No.05 www.flickr.com

2015.09.22 名港潮見インターの夜景空撮 | Flickr - Photo Sharing!

名港潮見インターの工場夜景空撮 No.07www.flickr.com

素晴らしい夜景でした。

インターチェンジの夜景は好物。
そして工場夜景も撮影できる。

これはいい夜景スポットですね・・・。

工場夜景と空撮と規制と

工場夜景なんかは、まだまだ空撮で引き出せる魅力はあると感じてる。
2015年内にもはじまると言われているドローン規制(?)では、一律して夜間の空撮を禁止しようという動きになっているが、個人的には表現規制かと言いたい。
昼間の空撮と同じように事前申請により撮影できる運用を願いたいものです。

 

 

DJI PHANTOM 3 ADVANCED(フルHDカメラ標準搭載) P3A

DJI PHANTOM 3 ADVANCED(フルHDカメラ標準搭載) P3A

 

 

 

 

 

工場ディスカバリー

工場ディスカバリー

 

 

 

今すぐ使えるかんたんmini 星空&夜景&花火 撮影ハンドブック

今すぐ使えるかんたんmini 星空&夜景&花火 撮影ハンドブック

 

 

犬山城の遠景空撮

シルバーウィークを暇してると関東方面の知人から
伊勢湾岸道から見える夜景の綺麗なエリアを撮りに行くけどどう?」
なんて誘われたもんで、愛知県方面まで。

折角の愛知県方面なので、朝は犬山城を訪れて犬山城と朝日を狙いました。

夜明けの犬山城

犬山城を対岸から空撮させてもらいました。

夜明けの犬山城www.flickr.com

2015.09.22 夜明けの犬山城 | Flickr - Photo Sharing!

姫路城の事件とかありますので、お城などの文化財で近接空撮はしないし、やりたくない。

犬山城は横を川が流れており、水面上を飛行して撮影できるので、比較的撮影はし易いところでした。昼間は観光客が沢山いらっしゃるので、撮影するとしても朝の早い時間帯くらいでしょう。

 

 

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

 

 

 

 

 

300ピース ジグソーパズル Simple Style 桜咲く犬山城(愛知) (26x38cm)
 

 

夜空に咲く花を街の灯を背景に撮影してみよう

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

先日、花火の空撮をする機会に恵まれました。
街の灯をバックに花火が上る姿を空撮(写真)することができました。
打ち上げた数は100発以内でしたので、見れるレベルの写真はほんの少ししかありませんでしたが、一部を紹介させてもらおうと思います。

くれぐれも注意として、本撮影は花火の実行委員会からの依頼に基づき撮影しており、安全確保などの必要処置、フライヤーの保険加入などを条件に撮影を行っております。
決して一般の花火大会等の空撮を推奨するものではありませんので、読者の皆様にはご理解いただきますようお願い申し上げます。

もし花火大会で許可なしに空撮したら、花火大会そのものが中止になって損害賠償請求されるかもしれませんので、本当にやめてください。

f:id:IGA-OS:20150823202319j:plain

2015年8月23日(日)20:30頃
枚方市長選挙「選挙はじまったよ花火」実行委員会 協力

www.flickr.com

後日、おそらく同時間帯に撮影した動画を使った広報ムービーが公開されると思います。選挙にいきましょう。(私は枚方市民じゃないんですけどね~) 

花火の空撮要件

  • 飛行エリアに一般人が立ち入らないこと。
  • 花火の大玉が爆発する高さ以上で撮影する。
  • 飛行場所やイベントの実行委員会などの許可を得て行うこと。
  • 操縦不能に陥った時は、人の密集しない場所に不時着・墜落させる(可能なら川、池、海など)ことも意識して撮影に臨むこと。
  • FPV機能必須。

ちなみに今回の花火は、一般に花火の打ち上げを公開せずに行っており、一般観客や撮影目的の方が居ない中での撮影という特殊なものでした。
もし、一般の花火大会で近接空撮などを行うと、花火の地上撮影などをする方や、観客の方から絶対にクレームがあります。よって、公式の許可を得ない撮影は迷惑をかけるだけになりますので、絶対に行わないでください。

花火空撮で得た知見

花火の近接空撮なんてレアなので、まず一般では役に立たない知見。

  • 花火の開く中に突入して撮影する場合、レンズは広角である程に迫力がある。
    Phantom3搭載のカメラの画角は正直狭い。GoProのワイド以上が良い。
  • 複数機体で撮影する場合は、飛行高度を基本的に固定して運行するのが良い。
  • DJIの機体を使用する場合、Phantom3とInspire1は複数台の同時撮影は可能。
    それでも2.4GHz帯というのは無線LANなどでも利用されているので、飛行前のチャンネル空き状態をチェックするのは基本。
    DJI LightBridgeはデータ量が多く、チャンネルの専有が大きい。映像を飛ばして撮影するなら、同時飛行は1台で。

運良く無事に撮影して帰還できてますが、かなり環境の悪い中を飛行しますので、機体を大事に思う人はリスクを取らないようにすることをオススメいたします。

 

花火 純国産 超特大ナイアガラ大仕掛け花火 No.14910

花火 純国産 超特大ナイアガラ大仕掛け花火 No.14910

 

 

 

 

 

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P

 

 

佐柳島 本浦 墓地マップの公開

子供の頃から、夏休みには佐柳島を訪れるのが習慣だった。
母の故郷であり、香川県に浮かぶ島。
最近は「猫島」の一つとしても有名になり、「飛び猫」を撮りたいが為に撮影に来る若い人が絶えない。とは言え、平均年齢はだいぶ高めで、基本的には過疎の島であります。

そんな島には「両墓制」という文化があり、「埋め墓」「拝み墓」の2つが存在する。
先祖の墓も含めるとだいぶ多くなり、また長い年月のおかげで分散している。っていうか、もう正直オレは覚えきれない。

そんなわけで、自分のために墓地マップを作ることにした。
Googleマップの航空写真では解像度が不足しているので、自分で航空写真をつくろう・・・ってことで、自分の空撮機材を活かすことをしてみたのです。

佐柳島 本浦 墓地マップ Ver.1

■閲覧用(PCとスマフォ兼用)

佐柳島(本浦)-墓地マップ(ver.1)www.flickr.com

■ダウンロード(オリジナルサイズ:16803px × 32426px)

https://www.flickr.com/photos/iga-photo/20391620529/sizes/o/

作成方法:

写真は、前の撮影した写真に対して、60%くらい重複して撮影することが大事。

  1. Phantom3で俯瞰写真を撮影。
  2. 斜め下方向にも静止画撮影。できるだけ4方向から撮る。
  3. 樹の下にある対象は、歩いて撮影する。
  4. その後にPhotoscanを使って、3Dイメージを作って、オルソ画像を出力する。

いま困ってること

樹の下にある墓も必要なので、樹の部分を削り取りたい。
が、Photoscanで編集してからオルソ画像を生成すると、削ったと思っている部分が復活してしまうのです。

どうやってPhotoscan上で編集した3Dイメージを、オルソ画像の生成にも反映することができるんだぁ・・・ orz

って、ことで試行錯誤中です・・・。