捨てられないアレら

ミームは残しておくよ

共同出版商法の危険性

以前から自費出版共同出版の商法には気をつけろということはポロポロと見てたので知っていましたが、ブログの記事内容によっては削除依頼が来たりと面倒なようです。

新風舎が主催するコンテストの数は年間20を超える。これらのコンテストの応募者のリストは、そのまま営業先リストになる。応募者に“自費での出版”を持ちかけ、500〜800冊を大体150万〜200万円の価格で本を作らせる。普通の出版社は本が売れないとつぶれるが、新風舎の出版形態であれば、本は売れようが売れなかろうが出版社は儲かる。

これが基本的な共同出版商法と言われる方式のカラクリですね。
ちなみに、新風舎商法を考える会という共同出版商法の被害者救済を目指したページがあるんですが、そのページの方針はなぜか新風舎のみを対象としていることに疑問を呈する記事もありました。

同じようなことをやっている出版社が多数あるのに、この会が新風舎しか対象にしていないということです。この会の世話人はジャーナリストを名乗る方ですが、ジャーナリストという立場の方が特定の会社しか批判の対象にしないというのはとても不思議です。

共同出版によってメリットを享受している人が居るのも確かではあるわけで、事業そのものが批判される類のものではありません。しかし、うまく煽てられて出版して損をするという可能性があることを十分に理解した上で、共同出版を利用するべきであると思います。